「英国生活骨董 KATY'S HAYAMA 便り」

ビンテージ/クラシックホテルのお誕生日、143歳!


今月2日、3日、4日と悪天候の中、ブレッドクラブにいらして下さり、有難うございました。おかげ様でトロピカルなお花たちも早々完売。折角駆けつけて下さった皆さん、何もなくて、ごめんなさい!

ポルトガル、Costa Novaのお皿たちやLa Rochere(ラ・ロシェール) のグラスたち、英国からのティータオル、ルーシーのクッキーも大好評! 有難うございました。

とはいえ、大雨でがけ崩れや道路閉鎖の為、今回はダメだ~となった皆さんへ又来月もやりますよ! 8月6日金曜日と7日土曜日。お花が残っていたら、8日日曜日の午前中まで。

前回同様、小物たちも持参しますのでどうぞお出かけ下さい。本格的な夏ですからトロピカルな花たちを飾り、涼しげな食器でテーブルを演出!素敵!

勿論、お料理はインスタライブのメニューから。前のものも見れますからね。いろいろ吟味して、バランス良く、作ってみて下さい。むしゃむしゃ!

さてさて、今日の本題は箱根の富士屋ホテル。1878年(明治11年)創業ですからお誕生日7月15日で143歳かしら!?

富士屋ホテルの歴史は何回もご紹介していますし、皆さんご承知と思いますのでスキップしますが、古い物好きにはたまらない魅力のビンテージ/クラッシックホテルの筆頭です。(100年以上だからアンティークね)

ホテルの経営は難儀なもので、何回か危機もあったと思います。2014年に外資が撤退、国際興業傘下に戻り、2018年には大規模な耐震工事が始まりました。

休業中に突然降りかかったコロナ禍でしたが、昨年の夏には工事も終わり、営業再開になりました。幸か不幸か...このタイミングをどう思うかは別として、とにかく、無事カムバック。

湘南から箱根は思いの他に近いので、この辺の人たちは良く出かけます。私達も猫たちが来る前は家族で箱根小旅行したものですがね。

カルチャークラスの遠足でも行きました。近くの甘い物屋さんや富士屋ホテルベーカリー、ピコットを空っぽにしてしまったり、今は笑い話。

夏が終わったら、出かけてみたいな~と思っています。夏はとにかく海岸通りが混みますし、秋まで待ちます。又遠足も行きたいな~!わくわく!

今年は早い梅雨明けで夏が長そう。嬉しい様な、困った様な。暑い夏になりそうですから、くれぐれももりもり食べて、運動して、良く眠って、秋までつっぱしって下さいね。

去年、なぜか海に入らなかった私ですが、今年は夏子の夏!計画が進んでいます。強力コパトーン庭焼き(?)で準備OK!そろそろビーチにカムバックよ!


-お勧めインフォメーション-


*ルウシイのインスタグラム
大きいけどミニケイティー。2代目を宜しくお願い致します。







 

◆ 編集後記 ◆

うちの庭には沢山の庭ガードマン、石の番犬(番動物)たちがいます。一番大きいのは庭の親分、ガーゴイル。フクロウにウサギ、リスにコマドリ、ヘッジホッグ、クマにカエルに沢山の猫たち。大きな松ぼっくりやフルーツバスケットまで。壁にはグリーンマンや太陽おじさんの顔たち。あっちの世界からのおじさんもいますよ。特にお気に入りは月! 我が家の門扉近く、もみじの大きな根っこにもたれ、スーパーナチョラルから守っていてくれます。月は癒し、いつの世の中でも私たちも導き、守っていてくれる存在です。ラテン語で月はLuna。英語で 狂気を意味するlunatic(ルナティック)の語源です。満月の夜には物静かで知的なルーピン先生も人狼に変身するし、月の持つ力は絶大なのですね。子供の頃、怪我をすると、母は月の満ち欠けと潮目をチェックしていました。人が生まれたり、亡くなるのも月と潮目に関係あるようだし、月は偉大なのですね。その月が一番の護りての我が家、すぐ近くにガーゴイルも鎮座しているし、なんとなく安心な毎日。昨夜も三日月が綺麗でした。次の満月は24日。バックムーンと呼ばれています。アメリカ先住民は 7月頃に雄鹿(Buck)のツノが生え変わることから、そう呼んだとの事。24日は夏の夜空を見上げて叫びましょう!




◆ 次号予告 ◆

No.472 2021年7月29日頃 *夏子の夏、スタート!