「英国生活骨董 KATY'S HAYAMA 便り」

あら大変!今年も終わりだわ!


いつの間にか明日はおおつもごり。大晦日と書いて、おおみそかと読ませたり、おおつごもりとも読むようです。月の最後がつごもり、一年の最後の月の最後がおおつごもりという事です。

高校生の頃、古文で習った面白い話が井原西鶴「世間胸算用」でした。副題が「大晦日は一日千金」。全20章の短編なので高校生の私にも読みやすい、理解しやすいお話でした。

主に大阪と京都で繰り広げられる大晦日の仕事、やりくり、珍事など、商人の緊迫した処世のさまを面白おかしく、西鶴流に誇張して描いていて楽しく読めます。

毎朝、うちの山、東伏見台の入り口を掃除しているおばちゃまと話します。私も毎日判を押した様に同じ場所を通りますが、このおばちゃまもいつも同じ時間に同じ場所でお掃除中。

ご自分のお家周りを掃除している全くのボランティアさんですが、伏見台を朝通るのなら、この方に一礼しなくては!的な方なのです。

ジムに行けなくなってから早朝ウオークに切り替えたので、もうすぐ2年になります。最初は会釈だけだったのですが、今はお天気や富士山、月のみちかけや気になる事を毎朝話しています。

ほんの一瞬ですが、気持ち良い早朝の時間を共用できることは幸いです。私より年上とお見受けしますが、なにしろ心がけの良い方ですから、背筋も伸びて、お肌もつやつや、姿勢もシャキッとしています。お話も面白い!

今日も「又明日!」と言って別れました。ふとした機会でつながる人の絆です。この2年間、今まで知らなかった方と随分知り合いになり、挨拶を交わす様になりました。

Yahooニュースで「糸井重里氏 世間とのズレ感じる」を懐かしく読みました。73歳になった糸井さん、「昔から時代とズレていても構わないと思ってきた」そうです。

この言葉、自分の事の様に思います。私も常識人の様に見えて(見えない?)実はいつも世間とのズレに生きてきました。周りに何かを強要される事もなかったので気楽にしていましたが、ズレはいつも私と一緒でした。

糸井さん、こんな事言ってます。「ズレているんじゃないかって、何歳のときでも思っていましたよ。流行からズレてるとか、新しぶってる人から見てズレてるっていうのは、もうずっとズレてて構わないんで。」

という訳で私もこのままズレて行く自信(?)が持てました。あさってからは新しい年、2022年! 寅年ですね。寅年の人はチャレンジ精神が強く、社交好きだそうです。

蛇年の私の出番はまだですが、来年は心にタイガーマスクをかぶって、ばしばしチャレンジ、社交します。目的に向かって「トラ!トラ!トラ!」です。

今年も私のひとりごと、メールマガジンにお付き合いありがとうございました。2003年から始めたメールマガジンも482号になりました。光陰矢の如し! 歳月人を待たず!Time flies like an arrow!です。

もう一回! 少々ズレて(?)ますが、どうぞ今後とも宜しくお付き合いお願い致します。お元気で素敵な大つごもり、新年をお迎え下さい。 ケイティ─恩田


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大きいけどミニケイティー。2代目を宜しくお願い致します。







 

◆ 編集後記 ◆

サーカスに行ってきました。もう楽しくて楽しくて、今でも興奮がさめないのですが、どうしましょう。「サーカスの人たち、今頃何してるかな?」「ご飯は誰が作るのかな?」「お風呂はどうするのかな?」など気になる事ばかり。正直言って、前に観た他のサーカスがかなり寂しい感じだったので、余り期待をしていなかったのですが、これが大間違い! 音楽ガンガン! 団員は若者がいっぱい! リズミカルでわくわく感やまもりのショータイムでした。彼らの演技はオリンピックもびっくり!人間業とは思えないような、難儀な演技もささっとこなし、飛び跳ねる様に、次の出し物に代わっていきます。前に観たシルクドソレイユの規模は凄いけど、パフォーマンスは木下大サーカスも同じ。ライオンやゾウ、シマウマのショーも素晴らしいけれど、それを超えているのが団員達の演技。あっという間にフィナーレになり残念でしたが、団員がそろって登場して、それはそれは賑やかで心躍る幕引きでした。帰り道、子供がお母さんに「連れて来てくれてありがとう!楽しかった!」という言葉を何回か耳にはさみました。私は読売カルチャーで頂いた講師用招待券だったので、「読売カルチャーさんありがとう!」です。3月まで開催中ですから、是非大人も子供も行ってみて下さいね。私も又行きたい!




◆ 次号予告 ◆

No.483 2022年 1月13日頃 *日本橋の英国でお会いしましょう!